インターネットバンキングの基礎知識

JAバンク

JAネットバンクはJAバンクのインターネットバンキングの名称です。

JAネットバンクでは残高照会、入出金明細照会、振込・振替、税金・各種料金の払込み などが利用できます。

JAネットバンクは既にJAの口座を持っている場合にしか利用することができません。
口座がない場合は、先にJA窓口にて口座を開設する必要があります。

手数料などについては、各地域のJAによって変わってき、各地域のJAバンクのホームページにて調べることができます。

セキュリティについては、SSL128bitの高度な暗号化技術を採用していますし、本人確認も複数のパスワードを利用することによって、不正利用を防止しています。

しかし、インターネットバンキングはメンテナンス時間などを除いて24時間利用できるところがほとんどですが、JAネットバンクでは、
平日: 00:40〜23:40
土曜: 00:40〜23:40
日曜: 06:30〜23:40
祝日: 00:40〜23:40
年末日: 00:40〜23:40
と利用時間が決められていますので、注意が必要となります。

一般的な銀行によるインターネットバンキングと比べると、サービスの種類が少なかったり、各地域のJAによって手数料が異なったりと見劣りしてしまう点があります。

ただ、農業を営むなど、普段からJAバンクをメインバンクにしているような人でしたら、入出金明細をダウンロードし、資産管理ソフトに取り込むといったこともできるようですので、利用する価値はあるのではないでしょうか。

イーバンク銀行

イーバンク銀行はジャパンネット銀行と並ぶ大手ネットバンクです。

イーバンク銀行のサービスは、通常のインターネットバンキングサービスに加え、ネットショップでの決済にも強いといったネットバンクならではの得点もあります。
また、競馬・競艇・競輪といった、公営競技やtotoなどの購入もできます。

イーバンク銀行のメリットはなんと言っても手数料の安さです。
イーバンク銀行同士の取引ですと完全無料で、しかもリアルタイム送金となります。
他行あての送金も、一律160円と他のインターネットバンキングと比較しても割安です。

入出金はセブン銀行、郵便局で行うことができ、入金は無料となります。
出金についても、セブン銀行なら無料。
郵便局は条件によって異なります。

更に、イーバンク銀行の外貨預金は、為替手数料が10〜30銭とかなりお得になります。

セキュリティに関しても、信頼がおけ、万が一の事態に備えて、最高1000万円まで、口座の不正使用による損害を補償する「セキュリティ保険」を無償で提供、キャッシュカード盗難による損害も最高300万円まで補償となっております。

ただ、キャッシュカードについては、申請しなければ作ることができません。
また、作る場合もクレジットカード機能つきのカードでしたら無料ですが、キャッシュカード機能のみのカードですと1050円の手数料がかかります。

しかし、なんといっても振り込み手数料が安いのがイーバンク銀行の魅力です。
他の銀行のインターネットバンキングと組合すことによって、キャッシュカード無しでも充分にしかも手数料などは格安で利用できる内容となっています。

インターネットバンキングとは

インターネットを経由し、銀行などの金融機関のサービスを利用することをインターネットバンキング、もしくはオンラインバンキングといいます。

言葉が似ているので、インターネットバンキングとネットバンクは混同されがちですが、インターネットバンキングはネット上で各種取引ができる銀行サービスのことで、ネットバンクは実店舗をもたずに、全てインターネット上で取引を行う銀行のことです。

また、最近では携帯電話のインターネット接続機能を使ってネットバンキングが利用できるモバイルバンキングサービスもひろまりつつあるようです。

各銀行によって、インターネットバンキングのサービス内容は様々ですが、基本として、預金の残高照会、入出金照会、口座振込み、振り替えなど、ATMで対応しているサービスが利用できます。

インターネットバンキングの利用はWebブラウザを使うものと、専用のソフトウェアを使うものの2種類があります。
専用のソフトを使った方がセキュリティを高めやすく、操作性も向上させることができます。
しかし、ソフトウェアを新たに導入するのを負担に感じてしまうことが多いため、現在はWebブラウザを使って利用できるサービスが主流になりつつあるようです。

インターネットバンキングの利点は、窓口やATMに対し、在宅で利用ができる、土日祝日や深夜早朝などでも利用できる、実店舗利用に比べ手数料が割安である、などがあります。

サービスも多様化しており、この他の利点も多くあるインターネットバンキングですが、フィッシング詐欺など、万が一金融犯罪にあってしまった場合の保証が、各銀行によってばらつきがあるようです。
預金者保護の観点から、金融庁もこの件に関して検討しているとのことですが、口座を開設する際には、きちんとチェックしておいたほうがよさそうです。

ジャパンネット銀行

ジャパンネット銀行は実店舗を持たないネットバンクです。

三井住友銀行のグループ会社でもあるジャパンネット銀行は、ネットバンクの中でも大手となります。

サービス内容は、普通預金、定期預金、外国為替保障取引、個人年金保険、各種ローン、公共料金の引き落としなど、実店舗型インターネットバンキングサービスと同様のものに加え、ネット決済、Yahoo!ネットバンキング決済連携サービスやJNB楽天SHOPPINGといったネットショッピングが手軽になるものなど実に多様です。
さらに口座を持つだけで、インターネット上から競艇・競輪・競馬の投票ができるようなサービスもあります。

口座維持費は月189円ですが、預金が10万円以上、ローンを契約するなど、いくつかの条件のうちから一つでも満たせば、口座維持費は無料となります。

入出金については三井住友銀行、@BANK、イーネット、セブン銀行、郵便局で行うことができ、手数料は各条件によって異なります。

振込みについては、ジャパンネット銀行あては一律52円、他の金融機関は3万円未満で168円、3万円以上で262円になります。
振り込み予約は、最大32日後まで指定できます。

また、ジャパンネット銀行のキャッシュカードにて、三井住友銀行など提携先のATMから振込みを行うこともできますが、提携ATM引出手数料に加え、三井住友銀行所定の振込手数料が必要となります。

セキュリティについては、三井住友銀行と同様、ワンタイムパスワードを導入していますので、より安心して利用することができます。

法人向けのサービスも行っており、法人の場合は法人名義、個人事業主には屋号付個人名義の普通預金口座を作ることができ、一括振込みや複数口座の開設などのサービスが個人向けサービスにプラスされています。

しんきん(信用金庫)

しんきんは信用金庫法によって設立された金融機関で、日本全国にあります。
特に都市部を除くと、金融機関が郵便局としんきんしかないという地域も多くありますので、そういった地域で非常になじみの深い金融機関ではないでしょうか。

信用金庫は銀行とは異なった組織ではありますが、業務内容には大きな違いがありません。
預金業務、融資業務、為替業務、各種ローンや生命保険など、一般の銀行と同じような業務を行っています。
インターネットバンキングについても同様で、他の銀行と変わらずにサービスを提供しているしんきんはたくさんあります。

ただし、各しんきんによって組織は異なりますので、インターネット業務におけるサービス内容や各手数料などは異なります。

インターネットバンキングを行っているしんきんでは、残高照会、入出金照会、振込・振替など基本的なサービスは提供されているようです。
中には、定期預金業務、税金や公共料金の払い込み、ポイントによる手数料や各サービスの優遇といったサービスを行っている信金もありますし、体験版を用意しているところもあります。

また、法人向けのインターネットバンキングサービスを提供しているしんきんもあります。

各しんきんの取り組み方によって、サービス内容が様々になっております。
各しんきんのホームページにはインターネットバンキングのサービス内容が詳しく説明されていますので、ご利用されているしんきんのホームページを参考にされるとよいと思います。

スルガ銀行

スルガ銀行は静岡県沼津市に本店を置く地方銀行です。

スルガ銀行の特徴はインターネットバンキングに力を入れているということです。
インターネット支店も数多くあり、様々な企業と提携することによって、いろいろな特色を出すことができます。
提携企業はANA、ソネット、ドコモ、ソフマップ、ALSOKなど、業種も多様です。

インターネットバンキングの振込手数料については現在、
同行あて           無料
他行あて
(振込額1万円未満)     210円
(振込額1万円以上3万円未満)315円
(振込額3万円以上)     420円
となっています。

インターネットバンキングに力を入れている銀行ですので、一般的に必要とされるサービスはどこの支店でも同じですが、提携先の企業によって、その特色は異なります。

例えばANA支店であれば、給与振込や引落し、外貨預金や定期預金、住宅ローンなどの銀行取引でマイレージが貯まっていきます。

ALSOK CLUBでは「みまもりサービス」といい、ALSOKホームセキュリティの侵入警報を受けた場合、預金口座を自動的にロックするサービスがあります。

また、SE向けのサービスを提供するSEバンク支店といって、資格取得の際にローンを組んだり、転職の多いSEの住宅ローンをサポートするサービスもあります。

他にも、女性向けのサービスが充実しているソネット支店、ドコモポイントがたまるネットバンク支店など多岐にわたります。

種類が実に多様なため、自分にあったインターネットバンキングサービスを受けることができるのがスルガ銀行の特徴といえます。

セブン銀行

セブン銀行はセブン&アイ・ホールディングスのグループのネットバンクです。

振込、残高照会、お取引明細照会、定期預金取引、ネット決済など基本的なインターネットバンキングサービスを受けることができます。

入出金はセブンイレブンやイトーヨーカドーにあるATMを利用して行うことができます。
手数料については、預入や残高照会については無料ですが、引出や振込の場合には、7:00〜19:00以外にATMを利用すると、105円の手数料がかかります。

インターネットバンキングの利点の一つである、振込手数料の安さについては、セブン銀行あてが52円、他行あてが210円と、充分に格安な料金に設定されています。

しかし、セブン銀行の魅力はなんと言ってもATMの利用価値の高さではないでしょうか。
セブン銀行のATMは全国に12,000台以上も設置されています。
現在は一部未設置の地域もあるようですが、2007年夏以降に、そういった地域への設置も予定されています。
ATMの設置場所については、セブン銀行のホームページにて地図を検索することもできますので、旅行などで始めていった場所でも探し出すことができます。
ATMの多くはセブンイレブンの店舗に設置されていますので、深夜から早朝まで年中無休で利用できます。
提携先も非常に多いので、他の銀行のインターネットバンキングを利用して、セブン銀行のATMで入出金を行うという使い方をしている人も多くいらっしゃるのではないでしょうか。

ネットバンキングのメリット

インターネットバンキングのメリットは様々あります。

1つは手間や労力が省けることです。
インターネットバンキングを利用しない場合は、必ず銀行やATMに足を運ばなければなりません。
特に給料日が集中する25日ごろの銀行やATMの混雑ぶりは、想像するだけでうんざりする人も多いのではないでしょか。
他の口座への送金、引き落とされた金額の照会、ローンの返済など、インターネットバンキングであれば、時間のあるときにいつでも、待つことなく行えます。

また、振り込む際の手数料もインターネットバンキングのほうが安くすみます。
各銀行の手数料の欄を見てもらえれば、一目でわかりますが、同行でも他行でも窓口に出向いて振り込む場合に比べると、半額近い金額になっていることがほとんどです。

さらに、預金金利についてもメリットがあります。
実は、実店舗のある銀行でもネットバンキングのほうが、利率が良い場合が多いです。
更に、実店舗を持たないネットバンクですと、店舗の維持費や人件費などの経費が、実店舗のある銀行に比べると安くすむので、その分金利に上乗せできます。

昔のような高金利の商品はさすがにありませんが、少しでも利率の良いものを利用したいというのであれば、ネットバンクも含め、いろいろと比較してみると良いでしょう。

インターネットバンキングのメリットは様々ありますが、セキュリティ面での不安がないとも言い切れません。
自分の資産ですので、自分で調べ、納得のいく銀行を利用していきたいものです。

ネットバンキングの危険性

インターネットバンキングといえばセキュリティ面で危険がないのか、気になる人も多いと思います。

最近のインターネットバンキングは、このセキュリティの面で力を入れているところがほとんどだと思われます。
人様のお金を預かる銀行ですから、当然といえばそれまでですが、ファイヤーウォールを導入したり、SSL128bit暗号化通信を採用したりと、通信面での強化はもちろん、口座番号とログインIDを別にしたり、暗証番号を2重、3重としたり、ワンタイムパスワードを採用したりと、利用者側からもわかりやすい対策がたくさんとられています。

しかし、危険がたくさん潜んでいるのも事実です。
スパイウェアといって、ネットやメールを介して、知らないうちにパソコンに進入し、パソコンの情報や個人データを盗み出してしまうプログラム。
フィッシングといって、企業や金融機関などからの発信を装ったメールを送り、本物のサイトに酷似した偽サイトに誘導してIDやパスワードを入力させて騙し取る詐欺方法などが有名ですが、他にも様々な手口が使われているようです。

また、どこからでもインターネットさえつながれば利用できるというのが、インターネットバンキングの強みですが、ネットカフェなどでの利用はかなりの危険を伴います。
ネットカフェでは不特定多数の人が利用できますので、いつ、スパイウエアが仕組まれたり、ウイルスに感染したりしているか、わかりません。

インターネット上で取引するという特性上、どうしてもネットバンキングのセキュリティは、ネット犯罪者とのイタチごっこになってしまいます。
普段からあやしいファイルはクリックしないなど、スパイウエアに侵入されないよう、充分に注意を払いましょう。

ネットバンキングの種類

インターネットバンキングサービスは様々な銀行により提供されていますが、大きく分けて3つに分類することができます。

一つ目は実店舗のある銀行のインターネットサービスです。
メガバンクや地方銀行、郵便局などかなりの数の銀行や金融機関がインターネットバンキングサービスを提供しています。
実店舗型の銀行のメリットは、実店舗の口座を持っている人が、オプションとしてインターネットバンキングを利用することができるので、口座を新しく開設するといった手間が省けます。
既にメインバンクとして利用している銀行であっても、インターネットバンキングを利用するだけで手数料が安くなったり、振込みが楽になるなど、利点が多くなります。

二つ目は実店舗を持つ銀行のインターネット支店です。
これはあまり普及している方法ではありませんが、同じ銀行内であっても、インターネット支店のほうが金利が良いといった場合が多いようです。
みずほ銀行、三菱東京UFJ銀行、みなと銀行、スルガ銀行などで取り入れられています。

最後にインターネット専業銀行です。
実店舗を持たないので、手数料や金利が実店舗型の銀行よりも優遇される場合が多いです。
しかし、反面、店舗がないので入出金は提携した銀行やコンビニのATMを利用しなければならず、手数料がかかってしまう場合もあります。

どのインターネットバンキングサービスも一長一短ではあります。
実際に利用する際には各特色にあわせ、目的に合わせて口座を変えるといった、柔軟性を持つと良いのかもしれません。

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